四国エリア

宍喰地区①    宍喰地区②    阿南地区    伊島地区①     伊島地区②


宍喰地区

沈設魚礁 FP1.6N
FP魚礁3.25型他
造成年度

平成16・17年

設置水深 66~75m
調査年月 平成20年8月
地図画像

 大きさの異なる機種によって大規模な乱積み群体が造成されており、FP魚礁3.25型が多い下層部は潮通しが良く、上層はFP1.6Nが被覆するように設置されています。魚礁群は頂上部が高さ12~13m程度に積み上がり、全体的に台形状になってるものと推察されます。

 調査時は回遊魚の少ない盛夏でしたが、マアジ、ムツといった回遊性魚類で魚礁群の中層から上層部にかけて高密度に分布していました。

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ムツ

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イシダイ

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マアジ


宍喰地区

沈設魚礁

FP1.6N
FP魚礁3.25型

造成年度 平成16年
設置水深 75m
調査年月 平成17年11月
地図画像

 大きさの異なる機種による大規模な乱積み群体が造成されています。

 魚礁群は大きく2層状に構成されており、FP魚礁3.25型が多い下層部は潮通しが良く、上層はFP1.6Nが被覆するように設置されているため陰影部が多く確保され、魚礁群全体として様々な生態の魚類に適した生息場が形成されていました。

 魚礁群は設置後1年未満ですが、上層をカンパチ、ブリの混成魚群が回遊し、内部には小型のマダイやサクラダイの蝟集が始まっていました。

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カンパチ

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カンパチ

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マダイ


阿南地区
沈設魚礁 FP1.6N
FP魚礁3.25型
造成年度 平成13・14年
設置水深 63m
調査年月 平成16年7月
地図画像

 この地区ではFP魚礁3.25型を土台として、表面を小型のFP1.6Nで被覆する乱積み魚礁群が形成されています。形状は、下部空間に大きな空隙が多数存在し、上層になるにつれて小規模な陰影空間が増える構造となっています。

 観察された魚類は魚礁群の上部で遊泳する大型のマダイや、マアジ、ムツ、陰影部が多い箇所に潜む大型のハタ科の魚等、前回調査時(平成15年3月)と比較すると岩礁性魚類は増加していました。

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マアジ

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ムツ

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マダイ


阿南伊島地区

沈設魚礁 FP魚礁2.00型
造成年度

平成5・6年

設置水深 38・47m
調査年月 平成16年7月
地図画像

 設置後10年が経過した魚礁群を調査しました。ブロックはひとまとまりに集中設置されていて、一部で二段に積み重なる箇所も確認されました。

 観察された魚類はマダイ、イサキ、ブリ、イシダイ等、多くの有用魚種で、なかでもイサキとブリの蝟集量が卓越していました。前回調査時(平成15年11月)でもイサキ、イシダイの蝟集状況が良好であったため、岩礁域を好む魚類は特に安定して棲息しているものと思われます。

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イサキ

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イシダイ

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ブリ


阿南伊島地区

沈設魚礁

FP魚礁2.00型

造成年度 平成6年
設置水深 38m
調査年月 平成15年11月
地図画像

 この魚礁漁場は、蒲生田岬と伊島の間に位置し、FP魚礁2.00型が集中して設置され、数箇所で積み重なった箇所が確認されました。

 特に魚礁の密集箇所での魚類蝟集量が多く、イサキやイシダイ、マダイのほか、カサゴやハタ科などの根付魚が確認されました。ハタ科の魚はROVが接近すると隠れてしまい、種は判別不能でしたが、全長85cm程度の個体と考えられます。

 設置後約10年が経過しており、既に魚礁を中心とする食物連鎖の場が形成され、良好な漁場を形成していることがうかがえます。

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小型のイサキ

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ハタ科魚類

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イシダイ・カゴカキダイ



三崎地区
沈設魚礁 FP魚礁3.25型
造成年度 平成16・19年
設置水深 63・61m
調査年月 平成29年7月
地図画像

 この地区では水深約60mの砂および礫の海底にFP魚礁3.25型が5~10mの間隔で点在して配置されています。

 調査ではイサキ、ヒラメ、イシダイ、ウマヅラハギ、カサゴ等の主に岩礁性の有用魚種が観察されました。

 魚礁の側近や内部では大型のイサキの群れが遊泳しており、ROVのストロボ光等の刺激に対し、魚礁内部へ入りこむ様子が観察されました。イサキの群れは、適度な間隔で設置された魚礁間を遊泳し、魚礁群を広く生息場としていることが示唆されました。

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イサキ

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イサキ

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イシダイ


宇和海地区

沈設魚礁

FP魚礁3.25型

造成年度 平成14年
設置水深 80m
調査年月 平成17年11月
地図画像

 この地区では水深80mの平坦な砂泥質の海底にFP魚礁3.25型が平面に配置されています。

 魚礁は5~10mの間隔を空けて配置されており、その間を縫うようにカンパチやブリが群れで索餌遊泳していました。

 魚礁の側近や周囲にはマアジやネンブツダイといった餌料となる小型魚類が観察されました。マアジは、ROVのストロボに敏感に反応し、逃避行動はとるものの、魚礁の周りには捕食魚が常時回遊しているためか、魚礁への強い定着性が見られました。

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カンパチ

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マアジ

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カンパチ




月灘地区
沈設魚礁 FP魚礁4.00型
造成年度 平成8年
設置水深 38~45m
調査年月 平成11年10月
地図画像

 この海域には、FP魚礁4.00型が10~30mの間隔で単体設置されています。

 調査では、イシダイ、シマアジ、ブリ、コロダイをはじめ数多くの有用魚種が観察されました。

 これらの魚類は小さな群れを作り、魚礁間を索餌しながら回遊しており、当該海域を餌場、憩い場として利用している事が確認できました。

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シマアジ

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イシダイ・コロダイ・ミギマキ

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コロダイ


桂浜地区

沈設魚礁

FP魚礁4.00型

造成年度 昭和58年
設置水深 52m
調査年月 昭和58年10月
地図画像

 この海域は、FP魚礁4.00型が集中設置され、高さ12m 直径約20mの山積みとなっています。

 この魚礁群の上部には、マアジ、カンパチ、ブリ、周辺にはイシダイ、マダイ、イサキ、内部には、クエ、マハタなどが観察されました。

 この調査は、魚礁設置から9ヶ月後に行われましたが、わずかな期間で多様で高密度な魚群が形成されていることが確認されました。

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マアジ

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ブリ

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マハタ