| 沈設魚礁 | FP魚礁3.25型 |
| 造成年度 | 平成5~10年 |
| 設置水深 | 24~27m |
| 調査年月 | 平成15年12月 |
この海域は、水温が高い時期は透視度が低く魚類の観察に適さないため、12月末(底水温12.6℃)に調査を行いました。
観察された魚類はアイナメ、ヒラメ、ババガレイ、ウミタナゴなど冷水域に棲息する魚類が主体でしたが、ROV潜航直後にはマアジの群れも観察されました。
アイナメは各々の魚礁に1尾ずつ観察されましたが、みな婚姻色を呈し、激しい縄張り行動が見られました。またババガレイは盛んに付着物をついばみ、底生魚にも良好な餌料供給の場を提供していると考えられます。
ウミタナゴ
付着物を摂餌するババガレイ
アイナメ
| 沈設魚礁 |
FP魚礁3.25型 |
| 造成年度 | 平成9・11年 |
| 設置水深 | 28m |
| 調査年月 | 平成13年1月 |
魚礁は5~10m程度の適度な間隔を空けて配置されていました。 魚礁の表面には、コケムシ網、カイメン類、フジツボ類、カンザシゴカイ科等がまんべんなく着生していました。また、著しく発達したカイメン類の上にはアイナメの卵塊が確認されました。(写真左、灰色のものが卵塊)
アイナメは全て大型で、婚姻色を帯びているものや、卵塊を保護しているものなど、多様な生態が観察できました。
卵塊を守るアイナメ
アイナメ
アイナメ
| 沈設魚礁 | FP魚礁3.25型 |
| 造成年度 | 平成4~9年 |
| 設置水深 | 22~25m |
| 調査年月 |
平成10年11月 |
この海域は、FP魚礁3.25型が単体設置されています。
調査当日、透明度が悪く魚類の観察に適した状態ではありませんでしたが、イシダイ、スズキ、クロダイ、アイナメなどの有用魚種が多数観察されました。
イシダイ
スズキ
アイナメ
| 沈設魚礁 | FP魚礁3.25型 |
| 造成年度 | 平成19~22年 |
| 設置水深 | 19~23m |
| 調査年月 | 平成23年11月 |
魚礁群は水深19~23mの平坦な海底に半径15m程度の円内に収まるように設置され、2段に積み重なった箇所が複数確認されました。
カンパチ、キビナゴ、ブリ、イシダイ等、回遊性魚類から岩礁性魚類まで生態の異なる魚類の蝟集が観察されました。特に、キビナゴは大規模な群れを形成し、広範囲を遊泳しており、群れの全体量を把握するのが困難なほどでした。
魚礁群は集中的に設置されており、設置後数年程度ですが、早期に魚礁効果を発現していることが確認されました。
イシダイ
カンパチ
キビナゴ
| 沈設魚礁 |
FP1.5G |
| 造成年度 | 平成15、17年 |
| 設置水深 | 13~16m |
| 調査年月 | 平成19年5月 |
FP1.5Gが水深13~16mの海底に、約10m程度の間隔を空けて配置されていました。
この地区は近隣の利根川からの陸水が流入するためか水中は白濁しており、透視度は常時2m前後と悪く、魚類の観察には限界に近い状態でした。
観察された魚類はメバル、イシダイ、アイナメ等の岩礁性魚類が多く、ブロックの周辺や内部を遊泳していました。
また、ブロック下部にはジンドウイカ科の卵嚢が産み付けられていました。
メバル
アイナメ
ジンドウイカ科の卵嚢
| 沈設魚礁 | FP魚礁3.25型 |
| 造成年度 | 平成11年 |
| 設置水深 | 23m |
| 調査年月 | 平成14年3月 |
ROV搭載のソナー反応から、FP魚礁が密集して配置されている様子が確認できました。FP魚礁の梁部上面には、全長15~30cmのカジメの繁茂が観察されました。その他、クロメ、モク類等の藻類、イガイやフジツボ類、ウミトサカ類等の着生が見られました。
これらの動植物によって形成された隠れ場には、トゴットメバルやメバルの幼魚、ネンブツダイ、魚種不明の幼魚のほか、クロダイやイシダイも蝟集しており、休息場や餌料場、幼稚仔魚の保護場として機能していました。
カジメの繁茂
トゴットメバル幼魚
魚類稚魚
| 沈設魚礁 | FP魚礁3.25型 |
| 造成年度 | 平成8・10・12年 |
| 設置水深 | 21~23m |
| 調査年月 | 平成13年5月 |
FP魚礁は、約20基がまとまった状態で、平置きされていました。観察された有用魚類はスズキ、イシダイ、アイナメで、特にスズキは全長80cmを越える大型の個体が小群を形成し魚礁内部を遊泳していました。
魚礁の潮下側にはアミ類の大規模なスウォームが確認され、アイナメが盛んに摂餌する様子が観察されました。また、このアミ類はイワシ、マアジ等の餌となるため、今後は小型魚類の蝟集が期待されます。
イシダイ
イシダイ
スズキ
| 沈設魚礁 |
FP魚礁3.25型 |
| 造成年度 | 平成10年 |
| 設置水深 | 44m |
| 調査年月 | 平成11年12月 |
この海域は、FP魚礁3.25型が集中して設置されています。
調査では、マダイ、イシダイ、スズキ、クロダイ、カワハギ等の多数の有用魚種が観察されました。
イシダイは小型の個体が多く観察され、この魚礁群が育成礁の様な役割を果たしていると考えられます。スズキは大型の個体が多く、餌となる小魚の蝟集も多いことから索餌場としての役割も果たしていると考えられます。
スズキ
ネンブツダイ
イシダイ
| 沈設魚礁 | FP1.5G |
| 造成年度 | 平成11年 |
| 設置水深 | 8~21m |
| 調査年月 | 平成13年9月 |
FP1.5Gは岩礁・礫地帯に設置されており、過去2回の調査時と配置状況に変化はなく、安定した状態を保っています。
この漁場の対象魚種であるイサキの群れや、シマアジ、カンパチ等回遊性の高い魚類が多く観察されました。また、イシガキダイ、メジナ、ブダイ等の岩礁性魚類も観察され、幅広い生態の魚種が蝟集し、今後は天然礁に遜色ない効果を発揮すると考えられます。
魚礁表面には、トサカノリ、テングサ科、アオサ科等の有用海藻が繁茂していました。
シマアジ・メジナ
カンパチ・シマアジ・イサキ
オキナヒメジ・ツノダシ
| 沈設魚礁 |
FP1.5G |
| 造成年度 | 平成11年 |
| 設置水深 | 10~20m |
| 調査年月 | 平成12年3月 |
この魚礁漁場は、同地域の重要魚種であるタカベを対象に造成され、波浪条件の厳しい海域に対応できるよう開発されたFP1.5Gを設置しています。
調査は、タカベの回遊にはまだ時期が早いこと、沈設後の経過日数が短かいことから、設置状況の確認を目的に実施しました。
ブロックは、1シーズンの冬期風浪後も安定して設置されており、メジナ科、ニザダイなどの蝟集が高まりつつあることが観察されています。
ニザダイ
オキナヒメジ
メジナ・イスズミ・ニザダイ
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