効果調査について


 当社、調査チームは日本全国の200箇所に及ぶ海域において、自走式水中TVシステムROV;下写真参照)を使用し、自社開発魚礁を中心とした水中施設の調査を実施してまいりました。その中には、透視度が1mにも満たない内湾や潮流の非常に速い狭水道、更に水深が100mを超えるような大水深域も数多く含まれています。

 また、当社は魚礁開発メーカーであり、効果調査は魚礁構造と生物の関係を周辺海域の環境と関連づけて解析することが基本となっているため、実海域にて興味深い魚類の生態を数多く捉えています。
 それら水中TV映像は、地区別・年度毎に編集を行い、ビデオテープ・ビデオCD・DVDに取りまとめております。更に、魚類とFP魚礁との関わりを魚種毎に整理した小冊子『FP魚礁における魚類の行動』も用意しております。


小冊子『FP魚礁における魚類の行動』 H16.4 魚礁効果調査ダイジェスト(ビデオ・CD・DVD)
←表紙
内容→
平成16年度版 平成17年度版 平成18年度版
平成16年度ダイジェストビデオ・CD・DVD 平成17年度ダイジェストビデオ・CD・DVD 平成18年度ダイジェストビデオ・CD・DVD

 調査内容の特長としては、ROVに搭載された各種カメラを駆使して行う、鮮明なビデオ映像やスチール写真の撮影、またスキャニングソーナーによる正確な魚礁配置の計測等があげられます。これらの技術は実海域における長年の経験により確立されたもので、更に近年は、ROV後方に搭載した広角暗視TVカメラ映像を加味した魚類蝟集状況の的確な評価や、高周波ソーナーによる精度の高い水中測量及び魚群規模の把握、また500・800万画素カメラでのデジタルスチール写真の撮影等にも精力的に取組んでいます。
 自走式水中テレビシステム(ROV)
自走式水中テレビシステム
仕様
(三井造船叶サ RTV-100)
  • 水深150m対応
  • 18倍ズーム付TVカメラ
  • スチールカメラ(15、20、24mmレンズ対応)
  • カラースキャニングソーナー
(三井造船叶サ RTV-200MKU EX)
  • 水深250m以上対応(トリムコントロール)
  • 18倍ズーム付TVカメラ
  • スチールカメラ対応(銀塩、デジタル)
  • 後部低照度TVカメラ                     (最低被写体照度 カラー:0.1 lux、                         白黒:0.006 lux)
  • 高解像度カラースキャニングソーナー
  • 水中位置検出装置(トランスポンダ)
  • 水温・濁度計
 カラーソーナーによる
 FP魚礁3.25型の配置状況(例)
 ダイバーによる調査
高解像度(675kHz)のスキャニングソーナーにより、濁った海中でも魚礁の平面配置が精密に計測できます。上図では、半径30mの円内に設置されたFP魚礁3.25型が確認できます。
海藻や付着生物の採集等では、潜水士による調査も実施しています。
 水産基盤整備事業を取り巻く環境においても、より効率的な投資が求められており、水中施設の造成に係わる事前・事後調査は益々重要度を増してゆくものと思われます。

 弊社では、今後の事業推進や海洋開発全般の発展のため、蓄積された資料や調査技術を水産分野を中心として広く活用して頂きたく、随時お問い合わせをお受けしております。

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海洋土木株式会社